端午の節句
端午の節句
Inventarisnummer : 1-4482h
Objectnaam : schildering op Hollands papier Fa. Honig
Afmetingen : 40,2 x 27,7 cm
Datering : voor 1830
Geografie : Tôkyô To / Kantô regio / Honshû / Japan
Cultuur : Japans
オランダ国立民俗博物館
現在浦上記念美術館に巡回中の北斎展より選びました。
その図録では北斎と応為の作と推定されています。
製作年は文政7~9(1824~1826)。
Honing社製の古オランダ紙(高級)。
これまでの北斎にはない西洋の影響を受けた作品の1枚と、説明されています。
何故鯉のぼりの首から上がないのか、オランダ人には理解できない鍾馗像が家紋の幟で隠されているのか、の疑問も呈示されています。
この鍾馗、日本では、疱瘡除けや学業成就に効があるとされ、端午の節句に絵や人形を奉納したりします。
北斎もよく取り上げており、「端午の節句」と同じく今展観できる「四季耕作図」にも見られます。
河鍋暁斎の代表作に「狂斎百狂・どふけ百万編」があります。
ここにも鍾馗が描かれています。この絵は風刺画で鍾馗は水戸公、犬は会津、火の首は井伊直弼、頭に蝶は長州など全てが幕末の人物を暗示しています。
上部に小さく書かれた字は「ハム」「ジモ」「クヨ」「ウニ」「○ん」「べく」「くだ」「らめ」「志」「の」「り」「目出」「度」「かしく」あり。
風刺される主人公は五本足の大ダコ。その心は御本丸に骨なし。 (因みに地方の魚市場によっては、今もタコを○印で表します)
残念ながら今京都での展覧会には出品されていません。
しかし「幟鍾馗図」「五月節句図」など見応えのある作品が揃っています。
お奨めの展覧会です。
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