有卦絵
明石公園のアオバズクです。繁殖を始めて10年ほどになります。ハトより少し大きいぐらいの鳥ですので鎮守の森などが残っていれば繁殖するそうです。フクロウ科の夏鳥で、夜行性で蛾を食べます。
(画像は昨年の神戸新聞の記事より)
岩崎常正の「武江産物志」(江戸を中心とした武蔵国南部地域の動植物の目録)に「ふくろう 上野 猫頭鳥(みみずく) 上野」の記述が見られます。フクロウは一年中いる鳥ですが大きなウロが必要です。
江戸時代まだ上野には大きな木が繁っていたようです。ネズミを捕食しますので開けた狩場も必要です。当時の上野の様子が窺い知れます。
近年町中ではフクロウはもちろんアオバズクも激減しているとか。
蛾がいなくなったからだとか。これまた神戸新聞によると最近みのむしが減っているとか。なんでも外来種のミノガヤドリバという寄生虫のためだそうです。
気が付かない内に様々な点で環境が激変してますね。
最近フクロウの浮世絵を心掛けていますが、まだ見つかりません。
ちょっとおまけで国芳の「ふ尽くし」。
有卦絵のひとつで、富士山 梟 福禄寿 藤娘 福助 福女(お多福) 福良雀が見受けられます。
陰陽道では、人生は七年間の幸運の有卦と五年間の無卦が交互にくるとされ、有卦に入る年に「福」を取り込むため、頭に福の字がつく七つの物をそろえて祝う習慣がある。このおめでたい七つのものを描きこんだ「有卦絵」をお祝いとして贈ることが、江戸末期に流行したとか。
余談ですが福助のこんな画像も
三代目広重です
« 奇想の江戸挿絵、もっと知りたい歌川国芳 | トップページ | Florida »
「今日の浮世絵」カテゴリの記事
- 「絵本庭訓往来」絵師 北斎本人か…新説(2014.05.17)
- 端午の節句(2008.05.03)
- 有卦絵(2008.05.17)
「国芳」カテゴリの記事
「広重」カテゴリの記事
- 広重の団扇絵(2011.05.23)
- 歌川広重 「名所江戸百景展」(2010.10.06)
- The Moon Reflected(2008.03.09)
- 有卦絵(2008.05.17)
- 一秒の言葉(2008.06.08)
この記事へのコメントは終了しました。





コメント