重文 鈴木家住宅公開
羽後町の鈴木家住宅、2年ぶり公開 国重文、1億円かけ大修理
羽後町飯沢字先達沢にある築300年以上の古民家で、国の重要文化財に指定されている鈴木家住宅が約2年に及ぶ修復工事を終え、3日から一般公開を再開した。
鈴木家は、平安末期の武将、源義経の家来鈴木三郎重家が土着して帰農したのが始まりとされ、江戸時代には肝いりを務め、飯沢の大半を占める地主だった。
住宅は、本屋が1650—1700年の建築とされ、正面左手の入り口部分は1733(享保18)年に増築したという古文書が残っている。1973年に国の重要文化財に指定された。土蔵は大正期に完成した内蔵(座敷蔵)で、94年に追加指定を受けた。現在も第46代当主、杢之助重廣さん(38)=会社員=の一家3人が居住している。
母屋のかやぶき屋根や土蔵の基礎部分、板塀を補修するなど、総事業費1億390万円の大修理により、往時の姿がよみがえった。住宅内には、地下遺構からの出土品や代々伝わる古文書、陶磁器、漆工芸品、浮世絵なども展示している。
公開日は6日までと5月10、11日、8月14—18日、11月第1週までの毎月第1土、日曜日。公開時間は午前9時—午後5時。入場料は大人500円、中高生300円。
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