近江八景
歌麿
朝晩涼しくなり秋の訪れを感じさせます。
トップの絵は歌麿の見立絵の一つです。
画題からお判りのように近江八景の見立絵です。
こま絵は比良暮雪。
画材は元禄時代の大坂での心中事件。子までなした女芸人三勝と、貞節な妻お園の間で悩む半七が殺人を犯してしまい、子供を妻の許に預けて三勝と心中するという話。
三勝の母親としての母節を暮雪に見立てる。
他の八契は
「逢身八契 お千代半兵衛の寄乃涙(よるのあめ)」
「逢身八契 梅川忠兵衛の喜伴」
「逢身八契 椀久松山の情乱(せいらん)」
「逢身八契 お染久松の夕妾(せきしょう)」
「逢身八契 お半長右衛門の楽顔(らくがん)」
「逢身八契 お七吉三郎の盤棊(ばんしょう)」
「逢身八契 小柴権八の床乃通気(とこのつき)」
近江八景は明応9年(1500年)8月13日に近江守護六角高頼の招待で、近江に滞在した公卿の近衛政家が近江八景の和歌八首を詠んだことが始まりだと言われています。
比良の暮雪、唐崎の夜雨、矢(八)橋の帰帆、粟津の晴嵐、勢多(瀬田)の夕照、堅田の落雁、三井の晩鐘、石山の秋月の八景です。
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