四谷
三代豊国
橋本貞秀
都遊
江戸の廻花は、江戸の名勝地とその地域と縁の深い歌舞伎の役名を複数の画家が担当して描いたシリーズです。
五番組く組はこの辺りを持ち場とした町火消し。
四谷、古くから4軒の茶屋があったからとか谷が四つのためとも云われています。 江戸城外堀設置のため麹町から多くの寺社が四谷に移転しました。
怪談の定番の一つ、「四谷怪談」。 夏も終わりのこの時期にと訝る方も多いと思います。が、江戸中村座での初演は文政8年(1825年)の7月26日、ちょうど今頃です。 最初は「仮名手本忠臣蔵」の外伝と位置付けられたようです。元になった実話に鶴屋南北が忠臣蔵の登場人物を絡ませました。
この演目では大向うから「長谷川」の声が掛かります。戸板返しや仏壇返しの仕掛けが見せ場のの一つですが、これらを考案したのは代々大道具を受け持った長谷川勘兵衛の十一代目と云われています。提灯抜けでは三世尾上菊五郎がこんな小さな提灯で大丈夫かと心配した所、大きな提灯から出ても意外性がないと答えたとか。
四谷名物の一つに馬糞があったそうです。 四谷新宿別の名を馬糞新宿。 郊外の農家が早朝収穫した野菜などを馬に引かせて江戸市中に運ぶため馬糞が多かったそうです。それをアワビの貝殻で拾い燃料や肥料にする人も。 古川柳に『牛のくそあわびツ貝は見て通うり』とあるように牛糞は人気がなかったようです。水分が多く燃料に向かず堆肥にしても温度があがらないためでしょうか。 それにしても「馬糞を踏むと背が伸びる」という話はどこから来ているのでしょう?同じく古川柳に
新宿の子供は早くせいがのび
名所江戸百景 四ツ谷内藤新宿
広重
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