神戸大丸100周年
今日ローカルニュースで見たのですが、大丸が神戸に出店して今日でちょうど100年なんだそうです。
私が子供の頃昭和30年代は百貨店に行くのが楽しみでした。
元町の大丸か三宮のそごう。
ちょっとおめかしして出かけ、楽しみはおもちゃと食堂でのオムライス。
お土産にピロシキ。
それがちょっとした贅沢の時代でした。
大丸の創業は、享保2年(1717)京都伏見で下村彦右衛門正啓が大文字屋呉服店として開店したのが始まりとか。
後大坂心斎橋の松屋を引継ぎ、名古屋で正式に「大丸屋」と名乗る。
1743年(寛保3年)、江戸の大伝馬町に進出する数年前からその準備。
○に大文字の商標を白く染め抜いた萌黄地の派手な風呂敷を使って名前を広めていたとか。
この辺りは後に喜多川歌麿、写楽を世に出す蔦屋重三郎が店を構える所です。
その商標ですが、正啓が浮世絵の柱絵の暦から思いついたとか。
浪花百景 松屋呉服店 芳瀧画
丸に月の大小を見て、「こいつは何でも大にこすはなし」と決めたそうです。
もっとも大丸の正式資料には「○は宇宙を表わし、大は一と人の組み合わせ云々」、とあります。
大丸は流行を取り入れるのが巧かったそうで大層繁昌、ライバルの越後屋(三越)とは現在も競い合っています。
画像3の番付では、堂堂大関に座っています。もちろん首引きに強いからではありません。
大丸は年末に慈善事業を密かに行なったりもしたようですが、有名なのは 傘の貸し出し。
お客だけでなく急な雨に困っている通行人にも貸したそうです。
役者絵にもその様子が描かれています
持丸俳優力量競 三代歌川国貞(四代歌川国政)
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