よいお年を
今年も暮れようとしていますが、旧暦では明日はまだ師走の六日です。
ですのでトップ画像は正月がらみではない御目出度い物をと探して見ました。
唐子はもちろん中国から伝わった物で、やはり縁起のよい物だったようです。
日本の焼き物では、江戸時代、長崎・平戸藩の御用窯である三川内(みかわち)焼でしか作ることを許されなかった伝統の図柄だそうです。
松の木の下で無心にたわむれる唐の子供が描かれた柄で、不老長寿の図柄として現代でも人気のあるそうですが、当時は主に献上品の器に描かれており、子供の数が7人のものが朝廷と将軍家用、5人が大名とその重臣用、3人が一般武士用と、それぞれに定められていたとか。
また描かれた唐子とは別に、器を覗き込むような人形がついているものがあり、これを「一閑人(いっかんじん)」と呼ばれています。
閑人がぼんやり井戸をのぞく姿に似ていることから、その名がついてます。両側に子供が付いていると二閑人。
しかし、人形が子供の姿であることが多いため、最近ではこれも含めて「唐子」と呼ばれることが多いようです。
着物にも唐子文様があり、長襦袢地や帯地などに用いられています。
こちらは子孫繁栄の願いを込めた吉祥柄だそうです。
99人の唐子を書いた布はあなたの所で百人目が生まれますようにと願いが込められており、結婚の祝いに贈られる風習もあるそうです。
この一年お付き合い頂きありがとうございました。
よいお年をお迎えください
メトロポリタン美術館の所蔵品で同じく北斎です。
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