「松浦の太鼓」
国芳
旧暦では今日は暮れも押し詰まって十三日、煤払い。
そして明日は討ち入りとくれば大高源吾歌舞伎の「松浦の太鼓」でお馴染みのように赤穂浪士の一人で、煤払いの笹売りに身をやつし吉良邸の動向を探っていた大高源吾。彼が十三日に両国橋のたもとで、俳諧の師匠の宝井其角にばったり出会います。其角が「年の瀬や水の流れと人の身は」と発句を詠みかけられたのに対し、「あした待たるるその宝船」と対句して去って行きます。外題の「松浦の太鼓」は吉良邸の隣の松浦鎮信侯に因みます。松浦侯は宝井其角の門下生でもありまた大石内蔵助と同様、山鹿素行の門下生でもありました。
この因縁に大高源吾の妹も絡んできたりします。
実在の大高源吾は子葉と号し師匠は水間沾徳。討ち入りの夜、水間の家の格子戸に源五の筆で「山をさくちからも折れて松の雪 子葉」「世にさた御座候までは 御さたなし下されまじく候」と文書が書かれた文が投げ入れられていたそうです。
「仮名手本忠臣蔵」11段目討ち入りの場面は多くの演出がなされているそうです。
浮世絵も絵師により様々に描かれています。
画像は国芳ですが、ちょっと変わっていますね。これには元絵があります。
詳しくは藤原良太さんのページで。
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広重のは風景画のような感じです。
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