寒中お見舞い
第2回内国勧業博覧会でこの回の最高賞妙技2等賞を得た作品。
狂斎がこれに100円の高値を付け売りに出した所、 榮太樓の主人が言い値で買い話題を集めました。
これとは逆に狂斎が100円で買った物があります。
陵王の面です。北斉の皇族で将軍高長恭の話を基にした雅楽で使われる物です。
道具屋も狂斎の貧乏は聞いていたのですが、有名な人だからと掛けで売ったそうです。
それを年の暮れに催促したところ、狂斎は家財一切を質に入れ何とか工面したそうです。何もかも無くなった部屋でその面を眺めながら狂斎は一人酒を飲んでいたそうです。
あの時は、ほとほと困ったと娘の暁翠さんは後々嘆いたそうです。
今一枚は柴田是真の「雪中鷹図」
狂斎とは不仲とも言われていますが、合作した作品もありますし、書画会で狂斎の絵に揮毫したりもしています。
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