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十七歳で消えた天才絵師

C0013639 「文読む美人図」 
清政

                              

                              

                              

                               

                                

                              

                              

                              

                              

                              

                              

先日訪れた四大浮世絵師展で目に付いた絵師に鳥居清政があります。
「江戸紫娘道上寺」、十七歳で消えた天才絵師とありました。
鳥居清政、1776~1817年。
浮世絵師には珍しく生没年が判っています。
Sc154958fpxobjiip1 鳥居派4代目清長の子供で、11歳で描いた「頭巾を被った女と凧を持つ子供」などが残されています。「江戸紫娘道上寺」の説明には17歳とは思えぬ技量とあります。画像2の「なにはや おきた」は同じく17歳の作と推定されています。
その清政が20歳を前に筆を折ります。
父清長の命です。
鳥居派は3代目清満が亡くなった時跡継ぎがなく、存亡の危機に陥ります。
その2年後に清満の外孫が生まれたため、とりあえず清長が4代目を継ぎ外孫が成長の暁に跡を譲ることで話がまとまります。長じた清峰が清長に弟子入りした時、跡目争いを避けたのです。清長といえば美人画のイメージが強いですが、後年舞台絵に専念します。鳥居派の元祖と言われる清元は大坂の役者で余技で絵看板等を描いており、江戸に下ってからの活動が鳥居派の始まりとなっています。そのような事情もあり5代目以降も鳥居派は歌舞伎の絵看板、番付を得意にします。その流れは現代も続き9代目清光さんは歌舞伎座などで活躍されています。鳥居派初めての女性宗家です。

中右さんの著書「写楽は18歳だった!」は清政が写楽の正体ではとのものです。

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