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春信の坐鋪八景

瀟湘八景は中国で伝統的に画題になってきた8つの名所。湖南省で、南の瀟水が湘江に合流して、また他の川も流れて洞庭湖を作る、湖南省の景色。瀟湘夜雨、平沙落雁、烟寺晩鐘、山市晴嵐、江天暮雪、漁村夕照、洞庭秋月、遠浦帰帆の八景です。

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浮世絵でもそれに倣って各絵師が様々に取り上げています。
磯田湖龍斎、鈴木春信、鳥居清長、勝川春章、歌川広重、そしてもちろん北斎も。
場面も瀟湘八景をもじった物や近江八景、長唄八景などバラエテイーに富んでいます。
春信の坐鋪八景は 行灯の夕照、ぬり桶の暮雪、鏡台の秋月、あふきの晴嵐、台子の夜雨、琴路の落雁、とけひの晩鐘
拭かけ帰帆と瀟湘八景をなぞってています。工夫も凝らしています。
例えば「琴路の落雁」、題名の琴路にかけて雁を琴柱で表現しています。
「台子の夜雨」はどうでしょう。髪を結うのと夜雨はどう繋がるのでしょう?
ピンとくるのが髪結新三。しかしこの頃には河竹黙阿弥はまだ生まれていませんので落語から題材を採ったのでしょうか。
春信の浮世絵を下地にしたのも見受けられます。清長の「風流座敷八景 手拭掛帰帆」。
春信の作品の裏焼きのようです。
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逆に「行灯の夕照」は磯田湖龍斎の「行灯」の方が2~3年早いようです。

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晩鐘は春信等は「とけひの晩鐘」ですが北斎は風鈴を選んでいます。

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また鳥文斎栄之は「浮世源氏八景」で帰帆と松風を2枚続きで描いたりしています。

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コメント

ひえもんさん 始めまして。

前もって連絡をすべきでしたが、このページの春信の「琴路の落雁」の画像を、私のyahooのブログに呼び出させてもらいました。
また、同時に個のブログも紹介させてもらいました。

突然のコメント失礼します。

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