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西向くさむらい

「西向く士」、小の月の覚え方です。
天保8(1837)年の大小の覚え方が現在に伝わってます。
文政8(1825)年の大小月覚え言葉は1月、3月、5月、7月、10月、12月が大月で「大好きは雑煮草餅柏餅ぼんのぼた餅亥の子寒餅」。
現代は年が変わっても月の大小は変わりません。
江戸時代は毎年月の大小は変わり、年のよっては閏月もありました。
しかも暦は幕府の管理下におかれ、今のカレンダーのようなものは使えませんでした。
これでは日常生活に差し障りが出ます。そこで人々はその年の月の大小を絵にデザインそれを新年の挨拶で配ったりします。

国会図書館の電子展示会で「日本の暦」が取り上げられています。
大小暦を通じて浮世絵の発展に大きく関係しています。
春信の前に「大小暦の謎解き」にも出てくる北斎の絵暦を。

「大小暦の謎解き」
http://www.ndl.go.jp/koyomi/nazo/01_index.html

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「子の字」の説明で先生はなんと答えたのでしょう?とあります。
解説にあるように後の障子に答えはあります。
字の大きさで正月から順に小、大、大、小、大、大、小、大、小、大、小、大
と答えると間違いです。閏二月が抜けています。
子の字を並べた半折の右肩に朱印風に「寛政壬子○」とあります。
さらに左下には落款風に「壬二」「小」とあります。
これで寛政4年壬子年(792年)には閏二月があり小の月とのことだそうです。
ですから正しくは小、大、小、大、小、大、大、小、大、小、大、小、大。

後の絵の解説を少し補足しますと、扇面に大黒天縁の物を並べ、その縁日の甲子の日付を記しています。
同様に蛇は弁財天の己巳(つちのとみ)の日付、猿回しは庚申の日付です。

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「新年を迎えた女魁と客」
大小の羽子板に書かれています。  

                                                                     

                                                                    

                                                          

                                                            

 

                                                                                  

                                                      

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