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2014年6月

熊谷富夫さん死去

熊谷富夫さん(くまがい・とみお=演芸番組ディレクター)が22日、食道癌で死去、78歳。
葬儀は24日午後1時から京都府八幡山市(八幡南山45のセレマ南八幡シティホール)で。
喪主は妻熙子(ひろこ)さん。

 元NHKディレクターで、ラジオ「上方演芸会」やテレビ「日本の話芸」などの演芸番組作りに取り組んだ。日本笑い学会副会長としても活動していた。

大浮世絵展


山口県立美術館で開催中の「大浮世絵展」好調のようで22日には入場者が5万人をこたとか。それも当然、美術館や個人所有のいかんを問わず日本全国各地から400点を越える作品が集められています。
東京、名古屋は既に開催され山口が最後のチャンス、お見逃し無く。

その中の1点、流光斎如圭の「芳澤いろはの桜丸女房八重」
以前このブログで取り上げたました
再掲しますと
展示されているのは左、しかしロサンゼルス群立美術館には右の作品があります

Himg0179_2   M2006_136_59

写楽の名が記され蔦屋の極があります
何故このような物があるのか
展示を機に山口美術館に問い合わせました
以下その回答です

本展覧会の展示作品番号352「芳澤いろはの桜丸女房八重」は、
流光斎の作品で間違いないと考えられます。
理由として以下の3点があります。

1.展示作品番号352「芳澤いろはの桜丸女房八重」は、寛政6年4月上演の芝居に取材したものであり、写楽がデビューするのは同年翌月であること。この作品が最初に出た時点で、写楽はまだデビューしていません。

2.流光斎と写楽、それぞれの画風。写楽の画風とはやや異なるように感じます。

3.描かれているのが江戸ではなく大坂・中の芝居の上演に基づく役者絵であること。流光斎は大坂で活躍、写楽は江戸で活躍しました。


そして、ご指摘くださったように、ロサンゼルス郡立美術館(LACMA)所蔵作品は、インターネット上で確認する限りでは、同じ作品(同じ版木で摺った作品)のようですね。
おそらく、江戸の版元が上方の版元からこの作品の版木を買取るなどした後、絵師名の部分に「埋木(うめき。版木の一部分を刳りぬき、別の木を入れて、その部分を修正・改作すること。)」をして、写楽の作品として、江戸で売り出されたのだと考えられます。

流光斎(あるいは上方全般)の役者絵は、役者の姿を理想化することなく写実的に描くという表現が、写楽の作画姿勢と共通するものとして指摘されています。
当時の江戸の人々にとっては、「写楽」の名で売り出されても違和感のない画風だったのかもしれません。



頭突き退場

サッカーW杯で盛り上がってます
日本vsコートジボアール戦を見ていないと非国民扱いするテレビ局もあったとか
なら取材するスタッフも当然非国民。そんな人を作り出す放送局も反国家的?
かく言う私も非国民の一人。元日0時から仕事する人間に日曜日や時間は関係ない。
サッカー選手にそもそも気に入らない点がある。
今日のドイツvsポルトガル戦
反則されたドイツ選手、座り込み顔を覆って痛がっていた。
それが頭突きされた途端起き上がってわめき始めた。
やはり大して痛くなったのに大げさに痛がってただけか。
サッカー選手は何かあるとまず口を開ける。
歯をくいしばって我慢しない。

すぐ審判に文句を言う。
口を開ける。
自分が何をやったか判っているはずなのに素知らぬ振りで。
もっともらしく無罪を主張する容疑者に
有罪無罪、執行猶予相当かどか判断するのは裁判官。
誤審もあるのは事実ですが。



三平・菊之丞・文菊 江戸落語三人会

日 時 2014年6月1日(日) 開 演 14:00  (開 場 13:30)
会 場 兵庫芸術文化センター 阪急中ホール

林家 なな子    「転失気」          4262412306_20140415093149
古今亭  文菊   「紙入れ」
古今亭  菊之丞  「親子酒」

中入

林家 三平     「浜野矩随」

上方では珍しい江戸落語家だけの会
前売りが今一つだったのはそのせい?
この2週間前に行われた「上方落語新鋭会」もそうだった
客層の平均年齢が70歳越え?のこの会場では定番以外はこうなのかも知れない
28人抜きと上方にはない雰囲気の丞様に惹かれ出張りました
三平?何の期待もしてません
それが会場でスケジュール見てビックリ
前半真打二人が30分ずつ+開口一番が15分
中入後三平が40分の割り
そうか香盤では三平が上なんですね
タレントの楽屋話で時間稼ぎ、その程度に思ってました

「転失気」
繁昌亭やその他の会でもまず「携帯電話の電源を」で始まるのが恒例なのに
いきなり噺にはいりました。
上方では常道の転失気の言葉の説明もなし
知らないままいって珍念と一緒に納得する方が笑えるかも
ただ珍念が歩く動作で膝を揃えて上下させていたのはどうか
やはり交互に上下させるのが普通でしょう

「紙入れ」
想像していた以上に凄みがありますね
上方の噺家では間抜けな男二人に目が行きがちですが
女将さんに聞き入りました

「親子酒」
上方と掴みと下げは一緒
ならどうして設定も採らないのですかね
酒好きがそれほどの理由もなく同時に禁酒
それがまた同時に破るとは不自然
居酒屋でいつも通りに飲んでいつも通りのケンカを披露
いつも通りに酔い潰れていいのでは
お似合いのネタのようには思えませんでした

「浜野矩随」
私がこれまで聞いたの志ん朝と志の輔
それを三平で聞くとは思ってもいませんでしたから
ネタに入った時はビックリしました
客層の平均年齢が70歳超えですから先代を出しても判ってもらえるでしょうが
浜野を聞かすのに要りますかね
他の家族のネタを出さなくても40分本題だけでも通用すると思うのですが。

浜野矩随、検索すると作品は鍔、小柄、目貫と刀関係ばかり
観音様や四足作ったんですかね?

鏡文字

今朝の日経、福岡伸一氏のコラムの話題はダ・ヴィンチの鏡文字
Codex_leicester_20130617_3

彼は完成させた作品がわずか十数点に過ぎないのに対し、膨大な量の手稿を残している。
思いついた事を書きとめた謂わばメモ帳です。
大きな特徴の一つが全て鏡文字で書かれている事。
思いつくままにスラスラと鏡文字が書けるのは天才たる所以でしょうか。
それにしてもわざわざそんな真似をしなくても思うのですが。
その理由を福岡氏は常に広く自分を売り出すことを心掛けていたダ・ヴィンチ。
そのために必要なのはマスメデイア。
当時は活版印刷の時代。それを意識しての周到な準備ではないかと。

現在山口県立美術館で開催中の大浮世絵展にも鏡文字の作品が展示されています
「芝翫帖」

Imag0149_2

高松藩家老、木村黙老により編纂された貼り込み帖
如圭や松光斎の肉筆画が収められている  Imag0150
ここに書かれた文字が鏡文字。
筆の運び、勢いに乱れがなく見事です。
何故鏡文字なのか?
名古屋で展示された折、学芸員にお尋ねましたがその理由は不明との事でした。
単なる遊び心からでしょうか?
ダ・ヴィンチのような何らかの意図があるのでしょうか

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