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フォト

狂斎

ご自愛ください

13日の朝日新聞大阪版の1面を飾った写真は甲子園、
夏の大会開幕2日順延は大会史上初とか
そのせいか盆休みに入ったためか満員だったようです
それにしてもこの写真秋の空なんですよね
とはいえまだ8月半ば、蒸し暑さが続くでしょうからご自愛ください

日経の文化面は染織家の祝嶺恭子さん が寄稿されています
首里の「花倉織」、経糸、緯糸を浮かせて花や幾何学模様を浮かびあがらせる「花織り」、
経糸を絡ませて緯糸をくぐらせ、透き目を作る絽織りを組み合わせたもの
祝嶺さんはその「花倉織」の復元に尽力された方ですがその時役立った資料はドイツにあったそうです。
記事によりますとかってベルリン国立民族博物館には琉球王国時代の日用品や工芸品等469点あったそうです。様々な分野の物が含まれ、衣類は王族から平民の普段着や晴れ着、下着や履物が役職性別ごとに揃っていたとか。残念ながら戦争の混乱で散逸、現存は182点とか。
同様の琉球関係の品がヨーロッパ全体の大学博物館等に1770点以上あるそうです。
一方沖縄はといえばこちらも戦災で多くの美術工芸品や歴史的資料は焼失、中でも衣類布地は残っているケースは稀です。
また本土の博物館等ににある琉球の古い布地といえば日本民藝館にある1点のみ。
そもそもベルリン国立博物館に琉球の資料があるのは、琉球が日本に併合されると聞いた当時のプロシア政府が、独自文化の喪失を懸念日本政府に依頼して収集した結果です
依頼を受けた政府は何をしてたんですかね。
いわば外国から琉球文化の独自性を教えてもらったわけでしょうに。

ご自愛ください

中国ではお盆を鬼節とも呼ばれるからではないのですが
たまたま画像を見つけましたので「暁斎百鬼畫談」
山田書店美術部に250000円で出品されています

http://www.yamada-shoten.com/onlinestore/detail.php?item_id=39436

幕末・明治初期の鬼才画家河鍋暁斎の妖怪画集「暁斎百鬼畫談」は、折り本形式で作られてはいるが、絵巻ともいえる絵本である。
 暁斎ならではの圧巻の筆技と、骸骨軍団と妖怪軍団の対立場面など独自のアイデアを加えた本書は、「百鬼夜行絵巻」の源流とされている大徳寺真珠庵本から代々描き続けられた数多の妖怪絵巻の集大成

28511

暁斎挿絵

牛店雑談/安愚楽鍋 三編 上

仮名垣魯文 著
河鍋暁斎 画

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三編 下

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狂斎の掛け軸

Erez   

Erez_10_2        Erez_11

Erez_13         Erez_12 

龍女観音 1886年頃

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Erez_16_2        Erez_18   

臍袋を持った雷神
50、5×26、2cm

Erez_2

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Erez_3_2                Erez_4

鐘馗図 絹本着色 
113×41cm

121108B
120509B

浮世絵の値段は6 北斎と歌麿の枕絵

クリステイーズ 2010.3.24
今回北斎と歌麿の代表的枕絵に狂斎の地獄太夫等優品が揃っています。

D5294719l 「地獄太夫」
河鍋狂斎
482500ドル

1981年11月太田記念美術館での
生誕150年展等で展示されました 

落札者はアメリカ東海岸の著名美術館との事です                           

                                                 

D5294713l_2  「浪千鳥」
北斎
122500ドル

かって高橋コレクションに有った逸品

D5294712l 「歌まくら」
歌麿
338500ドル
完本12枚揃い

老人に襲われた女性と
お茶屋の2階の恋人

もう1件別のオークションに出品されていましたがそちらは落札額未公開

この他で目だった物が明治の2点。
「京都並河」作の七宝の香炉と小箱。
それぞれ予想額の香炉は10倍以上、小箱も15倍近くでの落札。
D5294640l_2 D5294633l_2

地獄太夫

Kyosai6
書き込んでいいのかどうか。
でも担当者がブログに書いてますので。
まさかと思ったのですが説明を読むとこれしか思い浮かばないのです。
来春オークションに出るそうです。
見積り評価額は25~35万ドル。


今朝一番に会った顧客から、名品をゲットした!最近京博でも大展覧会が行われた、鬼才絵師「河鍋暁斎」の絹本著色金銀彩の大幅、「地獄太夫」である。

観た者にしか解らないと思うが、何しろこの作品は実に凄い構図なのだ。「琳派風銀地秋草図屏風」をバックに、絢爛且つ狂った「地獄変相図」柄の着物を纏った、美しい遊女が画面中央に立つ。彼女の廻りには、野晒し(骸骨)の三味線等の囃子方を配し、そして極め付けは、その遊女の脇の三味線骸骨の頭の上で踊り狂う、暁斎も学んだ「狩野派」風で描かれた「一休禅師」なのである。

と書かれていて最後の文章が
めぐり逢った「大名品」、頑張って高く売りたいモノである。

寒中お見舞い

04kawa05_2 枯木寒鴉図 
狂斎

                                                                              

Sc134890fpxobjiip1_3                                                                                                                           

                                                                                                                 第2回内国勧業博覧会でこの回の最高賞妙技2等賞を得た作品。
狂斎がこれに100円の高値を付け売りに出した所、 榮太樓の主人が言い値で買い話題を集めました。

これとは逆に狂斎が100円で買った物があります。
陵王の面です。北斉の皇族で将軍高長恭の話を基にした雅楽で使われる物です。
道具屋も狂斎の貧乏は聞いていたのですが、有名な人だからと掛けで売ったそうです。
それを年の暮れに催促したところ、狂斎は家財一切を質に入れ何とか工面したそうです。何もかも無くなった部屋でその面を眺めながら狂斎は一人酒を飲んでいたそうです。
あの時は、ほとほと困ったと娘の暁翠さんは後々嘆いたそうです。

今一枚は柴田是真の「雪中鷹図」
狂斎とは不仲とも言われていますが、合作した作品もありますし、書画会で狂斎の絵に揮毫したりもしています。

ひきずり餅

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餅搗きの図
狂斎

                             

                             

                              

                               

                              

                             

                             

                              

                             

                             

                              

今日は旧暦12月21日。押し詰まった頃です。巷ではお正月準備も本格化していたことでしょう。
でもお餅の用意には少し早いかもしれません。
当時餅屋で用意する家庭もあったでしょうが、ひきずり餅に頼むのも庶民では普通だったようです。数人が組み借りた杵や臼で家々を回り、注文を受けた家の前で餅をつくのです。金杉上町(台東区)にあった「釘た」が江戸中に貸していたそうです。
関西では賃つき屋さんが周って来たり米屋に依頼したりしていましたが。
江戸では餅搗きの日は決して餅を焼いては食べなかったそうです。
火がたたると火事の多かった江戸らしい話です。もっぱら大根おろしで食べたとか。
話は少し飛びますが「尻餅」の話。落語で女将さんのお尻で餅搗きのマネをする話ではなく、祝い餅の方。
子供が初めての誕生日の前に歩き始めた時に餅を搗くそうです。
親を凌ぐ大物になるとかでこれも江戸の習慣であったそうです。
画像はどちらも狂斎です。
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伊蘇普物語

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「通俗伊蘇普物語」 渡部温訳

挿絵を藤沢梅南榊篁邨と共に河鍋狂斎が担当。

Jgmweb_2 イソップ物語は日本では1593年にラテン語から翻訳

された、「イソポのハブラス」として紹介されたのが最初。

その後江戸時代に各種の「伊曾保物語」が出版されています。

そして明治になり渡部温が英語から翻訳した

「通俗伊蘇普物語」がベストセラーになり、

修身の教科書にも採用され広く親しまれるようになりました。

Hokusai_105_3 「アリとキリギリス」は見当たらないので北斎の「あやめときりぎりす」。

江戸時代、吉原へ通う二挺だての屋形船を櫓のきしむ音からきりぎりすといったそ

うです。大津絵にはこんな俗曲も

♪きりぎりす 時節とて 虫売り 女衒(ぜげん)の手にかかり
    江戸町々をかごに乗り 売られて買われて 身も細る
     ほんに 思えば 苦の世界 きうり切られて 勤めの身
    親たちゃ 草葉の陰で泣く 思い切れ切れ きりぎりす
     屋敷では 軒に吊られて 泣き暮らす
      ままになるなら 飛んでゆきたや 草の宿